中村翼
(日本ジェンダー史)中世編:中世仏教と世俗社会
2025年11月21日
| 育成したい力 |
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| 知識:中世の社会・文化に大きな影響を及ぼした仏教の特徴について理解を深める。見方・考え方: 「宗教」は多くの日本人にとって避けて通りたいテーマであるかもしれない。しかし、宗教(仏教に限らない)に対する無知による偏見が、人を傷つけることがあり、それに対する懸念はますます高まることが予想される。本授業では、中世仏教へのステレオタイプを脱することで、宗教に対する様々な通念を再考するきっかけが得られればと考えている。 |
(日本ジェンダー史)中世編:「妻」たちの平安・鎌倉時代
2025年11月21日
| 育成したい力 |
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| 知識: 「一夫多妻」から「一夫一妻」への変化と、それに伴う「妻(正妻)」の地位の変化を説明できる。見方・考え方:婚姻の在り方は歴史・地域によって多様である。「結婚をしない」という選択を含め、これからの生き方はますます多様になると考えられる。そこで、固定的な婚姻観を相対化することを目指し、とくに「妻」の在り方に着目することで、「一夫一妻」にいたる達成と課題をともにみつめる視座を鍛える。 |
(日本史・ジェンダー史)「ポジティブ・アクション」が、なぜ必要とされているか?
2025年2月14日
| 育成したい力 |
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| 公民との連携:現代の社会問題を理解するのに、歴史をひもとくことが有効であることを知る。現代への目線:「歴史」的事項が、現代の社会のあり方に直接関わっていることを意識する。 |
(日本文化史)日本の高度成長とその後
2025年2月10日
| 育成したい力 |
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| 近くて遠い、「戦後昭和」の様子について、理解を深め、現在との距離感を考える。「開発」と「保全」の視点から、戦後の日本の「経済大国化」を考察する。 |
(日本文化史)「大衆化」する大正~昭和初期の社会
2025年2月10日
| 育成したい力 |
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| 大正~昭和初期の動向は、「大衆化」として概念化されることが多く、新科目『歴史総合』のキイ概念でもあるのだが、なかなか捕らえにくい概念である。そのため、基礎的な事項を確認する。「大衆化」は画一化としてとらえられがちである。それをふまえて、分化の側面についても着目できるようにする。従来の日本史学習では重視されてこなかったが、『歴史総合』では焦点化される「移民」(人の移動)について、理解を深める。 |
「明治維新」は何を変えたか?
2024年9月19日
| 育成したい力 |
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| 日本の「近代化」について、複数の観点から考察する。「政治参加」、「貧困・格差」といった「現代的な課題」を意識した歴史学習を心掛ける。 ※事前に受講生に関心を持っている「現代的諸課題」を出してもらったところ、「政治参加」「貧困・格差」「ジェンダー」が多かったのですが、ジェンダーは「日本史特講」のメインテーマであるため、前2者にとくに焦点をあてました。 |