原爆投下と「ワタシタチ」

教材のねらい

佼成学園女子中学高等学校の高野晃多先生からの提供です。

高野先生からのメッセージ

2023年度高1歴史総合で実施した授業の教材です。
2023年度授業理論WGで議論した内容を踏まえて作成しました。
なお、日本大学文理学部 歴史教育シンポジウム「歴史教育における『私たち』―歴史教育の未来を拓くⅧ」で報告したものになります。

私が2018年夏にフィールドワークを行った内容が盛り込まれているため、あまりに私のパーソナリティが反映され過ぎた教材だと考えて長らくアップしていませんでした。
しかし、2024年度高大研全国大会の第二部会報告において「生徒の学びの文脈を踏まえた学習の自然化」に関する質疑応答が展開されたため、私の見解の一部(=日大シンポ報告資料)とともに教材をアップする次第です。
報告資料と合わせて授業スライド・プリントをご覧いただければ、概要・授業展開がイメージできるかと思います。

まだ課題が大いにある教材ですが、ぜひ忌憚のないご批評を頂戴できれば幸いです。

参考文献・資料

  • 広岩近広『青桐の下で「ヒロシマの語り部」沼田鈴子ものがたり』(明石書店、1993年)
  • 中国新聞『亜細亜からアジア』取材班『亜細亜からアジア 共生への道』(中国新聞社、1993年)
  • CURRICULUM PLANNING & DEVELOPMENT DIVISION MINISTRY OF EDUCATION, SINGAPOREシンガポール小学校用国定教科書『Interacting With Our World Singapore Under Foreign Rule』(2007年)
  • 内海愛子『戦後補償から考える日本とアジア(第2版:日本史リブレット)』(山川出版社、2010年)
  • 髙嶋伸欣ほか『旅行ガイドにないアジアを歩く シンガポール』(梨の木舎、2016年)
  • 髙嶋伸欣ほか『旅行ガイドにないアジアを歩く 増補改訂版 マレーシア』(梨の木舎、2018年)
  • 拙稿「『被害』と『加害』の重層性―生徒の歴史意識をいかに育むべきか」歴史教育者協議会編『歴史地理教育』948号(2022年12月)
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