ジェンダー視点から考えるグローバル時代の感染症

教材のねらい

常磐大学高等学校の丸小野壮太先生からの提供です。

丸小野先生からのメッセージ

本日は「ジェンダー視点から考えるグローバル時代の感染症」と題した授業をアップロードします。
高1「歴史総合」@常磐大学高等学校と大学2~4年生「西洋史学論」@日本女子大学で上記の授業実践をしました。
なお、本授業は高大連携歴史教育研究会の特設部会:ジェンダーPTの研究成果でもあります。

参考文献・資料

  • グローバル化とジェンダーに関する先行研究
    安達智史「イスラームと女性のエージェンシー」『社会学評論』73/3, pp.246-261.
    兼子歩(2022)「パーソナルなことはグローバルである : アメリカ現代史における冷戦およびグローバル化とジェンダー」『史潮』91, pp.68-79.
    國分麻里編著(2023)『女性の視点でつくるジェンダー平等教育-社会科を中心とした授業実践-』明石書店.
    今野裕昭(2020)「ゆらぐ海外日本人ライフスタイル移民」『専修人間科学論集社会学篇』10, pp.1-13.
    堀芳枝(2022)「フィリピンにおける経済のグローバル化とフィリピン女性の労働の変容-日比関係を中心として」『ジェンダー研究21』11, pp.9-34.
    嶺崎寛子(2013)「ディアスポラの信仰者 : 在日アフマディーヤ・ムスリムにみるグローバル状況下のアイデンティティ」『文化人類学』78/2, pp.204-224.
  • 感染症とジェンダーに関する先行研究
    小川寿美子(2024)「『格差の起源』における感染症と男女平等に関する解釈 : 沖縄の新型コロナ感染症拡大にみるジェンダー格差を事例に」『適塾』57, pp.43-52.
    川口章(2022) 「新型コロナウイルス感染症拡大第1波が子をもつ共稼ぎ労働者の就業に及ぼした影響 :ジェンダー格差に着目して」『同志社政策科学研究』 23/2, pp.17-33.
    鈴木則子(2022)『近世感染症の生活史 : 医療・情報・ジェンダー』吉川弘文館.
    武村真治(2025)「性(セクシュアリティ)に関連する日本の健康政策の歴史」『保健医療科学』74/1,pp.60-73.
  • 食べ物とジェンダーに関する先行研究
    藤田結子(2024)「食をめぐる階層とジェンダーの交差――インテンシブ・フィーディングと手作り規範の比較から――」『家族社会学研究』36/2, pp.181-190.
    南直人(2018)「『食とジェンダー』の視点から (女性歴史文化研究所 開設25周年記念シンポジウム報告「食の歴史とジェンダー -日本とアジア-」. III)『女性歴史文化研究所紀要』26, pp.23-25.
    村瀬敬子(2024)「『女学雑誌』にみる食とジェンダー「家庭料理」規範の形成をめぐって」『社会学部論集』78, pp.19-36.
  • 授業実践に使用した先行研究
    石井クンツ昌子(2021)「家族とジェンダー ─ これまでとこれからの10年 ─」『家族関係学』40, pp.53-63.
    伊深祥子(2014)「家庭科教育における家族の授業の動向」『日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集』57.
    鹿島あゆこ(2021)「『サザエさん』にみる「サラリーマン」イメージの成立過程——波平・マスオ・ノリスケに着目して——」『奈良女子大学社会学論集』28,pp.1-18.
    内務省衛生局編(2008)『流行性感冒:「スペイン風邪」大流行の記録』平凡社.
    内務省衛生局編・西村秀一訳(2021)『現代語訳流行性感冒 : 一九一八年インフルエンザ・パンデミックの記録』平凡社.
    前田理志(2025)「『サザエさん』から高度経済成長期を考える : 中学校/歴史総合」『歴史地理教育』979,pp.70-75.
    ワークショップ「コロナの時代の感染症史教材を共創する─歴史総合にむけて─」・医学史と社会の対話(2022)『高校でまなぶ感染症の歴史 歴史総合の授業でつかえる教材集』https://igakushitosyakai.jp/article/post-2781/
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