ヒトラーは「大衆社会」をどう理解し、 どう利用して権力を握ったのだろうか?

教材のねらい

広島市立舟入高等学校の佐伯佳祐先生からの提供です。

佐伯先生からのメッセージ

 公立高校(地域進学校)での実践になります。

 歴史総合大項目C「国際秩序の変化や大衆化と私たち」の単元のうち、「ファシズムと共産主義」の授業案です。

 中単元の問いとして「現象としての「大衆化」は、どのように二度目の世界大戦の背景や要因、大戦の性質の要素になりましたか。また、今日に生きる私たちは、戦争を避けるために、大戦という失敗からどのような教訓を得るべきだと思いますか。」を設定しました。授業冒頭で「我々は歴史総合を通じて大衆社会についての理解を深めているが、ヒトラーほど大衆社会の性質を理解し利用した人間はいない。同じような社会状況や指導者が台頭したとき、我々は対抗できるだろうか」と問いかけ、ヒトラーの権力掌握の要因を単元の視点から考える授業としました。

参考文献・資料

  • ペーター・ガイス・ギョーム・ル・カントレック監修/福井憲彦・近藤孝弘監訳『世界の教科書シリーズ43 ドイツ・フランス共通歴史教科書 ウィーン会議から1945年までのヨーロッパと世界』
  • 使用教科書 山川出版社『現代の歴史総合 みる・読みとく・考える』
  • 使用資料集 東京法令出版『問いから始まる歴史総合』
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単元に含まれる教材

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