なぜ「国民」として一つにまとまることが問題を生じさせるというの?
教材のねらい
埼玉県立与野高等学校の武井寛太先生からの提供です。
武井先生からのメッセージ
国民国家の包摂と排除を理解させることを目的とした知識構成型ジグソー法の教材です。メイン課題を「国民国家として一つに統一するとどんな課題が生じるか」という問いで考察させると、「マイノリティが輪を乱すことが問題」という趣旨の解答が出てくるので、「異なる時代の異なる文化を持つ他者の立場」で考察するように視点を整理しました。フランスではバスク人、ドイツではポーランド系住民、ラテンアメリカでは先住民の立場で考えるよう各資料を作成しました。ナショナリズムについては歴史総合で何度扱う重要概念なので、一教材に多様な問題(国外への憎悪、愛国心と戦争、想像の共同体など…)を詰め込むのではなく、まずは包摂と排除のみを考察させることに割り切りました。詳細は探究にお譲りしました。
*本教材は教材共有サイト(旧サイト)に2022年6月14日にアップロードされた教材と同じものです。
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