グローバル化と移民 ~グローバル化が進む世界の中で、女性の解放のためにヒジャブを禁止するフランスはどの程度正しい?
教材のねらい
東京都立羽村高等学校の今村航太先生からの提供です。
今村先生からのメッセージ
東京都立羽村高等学校(進路多様校)での実践です。
世界中で移民が増加している現代社会において、日本も含む世界各地で移民や外国人を排除しようとする排外主義の高まりが見られています。
本実践では、自国とは違う文化や生活をもつ人々とどのように生きていくかという課題に対し、フランス革命以降「ライシテ」(政教分離)の原則を打ち出すフランスの対移民政策を例に、西洋中心的な価値観からすると「異質」に見られるイスラームの教えを「守りたい人たち」がどのように排除されてきたかを探究し、その是非について議論を行うことを通して、グローバル化する現代社会の課題を理解し、排外主義を相対化することを目標としています。
参考文献・資料
- 越智博美・河野真太郎(2015)『ジェンダーにおける「承認」と「再分配」:格差・文化・イスラーム』彩流社
- AFPBBNEWS「フランス、10人に1人は移民 2021年推計」、https://www.afpbb.com/articles/-/3458010(2025年3月8日最終閲覧)
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