江戸時代の日本は、どのくらい「鎖国」していたのか?
教材のねらい
京都教育大学の中村翼先生からの提供です。
中村先生からのメッセージ
京都教育大学の「日本史概論」(通史)の授業レジメです。
受講生は、教育学部社会領域専攻1・2年生を中心とする約60名です。
エキスパート課題は次の①~③です。
貿易(+貿易管理)、自国意識・異国認識、産業構造・・・の3つの観点から日本の「鎖国」について考えてもらいました。
大学と違い、高校は1回の授業時間が短いので、①~③を各時間で行い、まとめの課題でMQにとりくむ・・・という方法もありかと思います。
①「長崎口」から考える
・SQ:中国・オランダとはどのくらい貿易をしていたのだろうか?
・SQ:貿易管理の仕組みは、どのくらい「閉鎖的」だったのだろうか?
②自国意識から考える
・SQ:江戸時代の日本人は、自分たちを日本人だと思っていたのだろうか?
・SQ:日本の人々は、「外国」からの使節をどのようにみたのだろうか?
③日本の産業から考える
・SQ:近世日本はどの程度、自給自足ができていたのだろうか?
・SQ:「昆布ロード」って、何だ?
参考文献・資料
- 羽田正編『〈東アジア海域に漕ぎ出す1〉海から見た歴史』(東京大学出版会、2013 年)
- 大阪大学歴史教育研究会『〈改訂版〉市民のための世界史』(大阪大学出版会、2024年)
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