なぜ、ガンディーは機械化を否定したのか?

教材のねらい

芝浦工業大学柏中学高等学校の田巻慶先生からの提供です。

単元や教材の説明

 大項目C中項目⑷現代的な諸課題の授業として、時間は1~1.5時間を想定しています。 導入にチャップリンの「モダン・タイムス」を鑑賞し、機械化を批判する作品であることに気づかせます。チャップリンとガンディーの会話から、ガンディーがナショナリズム運動の高まりのなかで、国産品愛用、イギリスの機械製綿布ボイコットを訴えていた経緯を振り返ります。中項目⑵で十分に触れていなければ解説を丁寧に行います。

 次に資料を読みながら、ガンディーはイギリスの植民地支配を脱するだけでなく、近代文明の受容も否定していたことを確認します。機械を使用した大量生産ではなく、地域の手工業者を支援するしくみが雇用を守り、協同組合的な人間関係を構築することがガンディーの目指す社会であったことを理解します。最後に、ガンディーの経済思想に基づいた地域社会構築の実践例について調べ、ガンディーの考えとのつながりを考察します。

*本教材は教材共有サイト(旧サイト)に2022年3月10日にアップロードされた教材と同じものです。

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