第一次世界大戦の終結

教材のねらい

神奈川県立相原高等学校の上野信治先生からの提供です。

上野先生からのメッセージ

専門学科(農業科・商業科)の高校での実践になります。
生徒に配付したワークシートは裏面が2種類あり、ペアワークのときに説明し合う際に活用します。
毎回授業の冒頭はスライドを用いて前時の復習をしています。

「問いづくり」において生徒から、戦争中の民衆の暮らしについての関心があることが見とれたため、一次大戦中の資料をもとに考察させる活動を取り入れています。

前半は、総力戦の中の暮らしについて。後半は、戦争の終わらせ方について。
この授業だけでは特に後半の理解が難しかったようですが、戦間期や二次大戦を学ぶことで理解が深まっていたようです。

なお、通史的な事項は年表と地図を用いて講義し、短時間で終わらせています。

参考文献・資料

  • 小関隆『徴兵制と良心的兵役拒否-イギリスの第一次世界大戦経験』(人文書院、2010年)
  • 千々和泰明『戦争は以下に終結したか』(中公新書、2021年)
  • 林田敏子『戦う女、戦えない女-第一次世界大戦期のジェンダーとセクシュアリティ』(人文書院、2013年)
  • 福井憲彦『興亡の世界史 近代ヨーロッパの覇権』(講談社学術文庫、2017年)
  • 藤原辰史『カブラの冬-第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆』(人文書院、2011年)
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