「歴史ってなんだ?」〜「記憶」と「歴史」は一緒?違う?〜

教材のねらい

神奈川県立横浜国際高等学校の徳原拓哉先生からの提供です。

単元や教材の説明

評価活動・学習活動 予想される生徒の反応支援のための手立て
A歴史とはなんだろうか?
ペア 
①ポートフォリオに自分の考えを記入できる。 
②ポートフォリオに自分の考えを表現するのが難しい。 
①歴史的見方考え方を再確認し、それらを働かせた相互評価を促す。 
②・③ペア活動にすることで、学び合いによる理解の促進を促す。
B資料を読み解く 
これは誰から誰に当てた手紙だろうか 
⇨「ドイツ人将校」から「フランス人女性」へ
⇨ぺ⇨全   
①適切に資料を読み解くことができる。 
②資料を読み解くことが難しい。 
①通読と、下線を引く活動を行うことで、ポイントの可視化を測る。 
②ペア学習の時間を設け、学び合いを促す。 
C:Q1‐この恋は実るだろうか? 
なぜこの恋は難しいと言えるか? 
・当時の国際状況と全体主義の特質 
・戦争期の生活の資料をもとに考察することができる。
個⇨グ⇨全 
①自らの考えを根拠を基に他者と共有できる。 
②根拠を持って説明することは難しい。 
③考えを持つことが難しい。 
①他者と自身の考えを比較し、その視点の共通点や差異について明らかにするよう促す。 
②「教科書の内容を活用するならば」と付言する。 
②・③個別学習の時間を設けて、自分の意見を持つための時間を確保する。 
D:Q2‐戦争が終わった後、この二人は当時のことをどのように思い出すだろうか。 
・第二次世界大戦後の国際秩序 
・第二次世界大戦後の独仏の展開 
*追加資料:「戦争の記憶と忘却」などから考察し、表現することができる。 
①自らの考えを根拠を基に他者と共有できる。 
②自らの考えを共有することはできるが、根拠を持って説明することは難しい。 
③考えを持つことが難しい。 
①他者と自身の考えを比較し、その視点の共通点や差異について明らかにするよう促す。 
②「教科書の内容を活用するならば」と付言する。 
②・③個別学習の時間を設けて、自分の意見を持つための時間を確保する。 
グループワークの時間を設けて、学び会いを促す。 
E単元の学びをポートフォリオに記入する 。
本授業は、2時間構成の単元で、以上の学習展開をとる。

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単元に含まれる教材

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