授業で使用する図表資料と文字資料のバランスはどれくらいが適切か

教材のねらい

滋賀県立守山中学・高等学校の大橋康一先生からの提供です。

大橋先生からのメッセージ

 歴史総合・世界史・日本史探究の授業では、史資料の扱い方が重要になる。しかしこれまで史資料は、世界史の授業においては授業の素材になることがほとんどなく、日本史では史料は1点を読解することが中心で、複数史料を比較検討することはあまりなかった。そのためこの問題、なかでも史資料の適切な分量の問題は、新科目の授業設計をする上で重要と考えられる。この点で多くの知見を有していると考えられるのは、海外の教科書やバカロレア教材であるが、寡聞にして日本語の資料は見つけられなかった。
 そこで本研究では、大学入試における小論文入試に注目した。この形式の多くは一定時間内に資料を読み解いて解答するものであり、その形式において新科目で求められるものと共通点が多い。論者は2016年から2019年までの4年間の小論文問題を検討してみた結果、一定の目安を得ることができた。

*本教材は教材共有サイト(旧サイト)に2021年4月7日にアップロードされた教材と同じものです。

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