(日本文化史)日本の高度成長とその後
教材のねらい
京都教育大学の中村翼先生からの提供です。
中村先生からのメッセージ
京都教育大学の「日本史研究」の授業レジメです。
「文化史」をテーマに通史の授業をしています。
知識構成型ジグソー法の実践例です。
以下の3つの観点から、1950~1980頃の日本の様子を論じています。
①高度成長と経済大国化、日本型経営について
②農村から都市への人口移動と、豊かさの享受
③近代的価値観の問い直し、学生運動、フェミニズム
※②(♠課題)には「過密と過疎の問題」という資料に言及がありますが、これは本ファイルには掲載していません。授業では、『新詳歴史総合』(浜島書店)183頁④の資料を添付しました。
※②(♠課題)の〈SSQ〉の一つ目は、農村人口の減少により、農事暦による出生コントロールによる影響が少なくなったことがポイントです(早稲田大学黒田智氏のご教示)。
※③(♦課題)については、運動=怖い・過激という先行イメージが強すぎ、それを相対化できなかったことが反省点の一つです(ここでは、新宿西口広場反戦フォークゲリラ事件をあげた)
参考文献・資料
- 「女性の職場進出と差別」(『ジェンダーから見た日本史』大月書店、2014 年)
- 渡部竜也『大学の先生と学ぶはじめての公共』(KADOKAWA、2024 年)
- 『詳解歴史総合』(東京書籍)
- 『詳述歴史総合』(実教出版)
- 『明解歴史総合』(帝国書院)
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