中村翼
(日本ジェンダー史)中世編:中世仏教と世俗社会
育成したい力
知識:中世の社会・文化に大きな影響を及ぼした仏教の特徴について理解を深める。見方・考え方: 「宗教」は多くの日本人にとって避けて通りたいテーマであるかもしれない。しかし、宗教(仏教に限らない)に対する無知による偏見が、人を傷つけることがあり、それに対する懸念はますます高まることが予想される。本授業では、中世仏教へのステレオタイプを脱することで、宗教に対する様々な通念を再考するきっかけが得られればと考えている。
中村翼
(日本ジェンダー史)中世編:「妻」たちの平安・鎌倉時代
育成したい力
知識: 「一夫多妻」から「一夫一妻」への変化と、それに伴う「妻(正妻)」の地位の変化を説明できる。見方・考え方:婚姻の在り方は歴史・地域によって多様である。「結婚をしない」という選択を含め、これからの生き方はますます多様になると考えられる。そこで、固定的な婚姻観を相対化することを目指し、とくに「妻」の在り方に着目することで、「一夫一妻」にいたる達成と課題をともにみつめる視座を鍛える。
中村翼
(日本ジェンダー史)古代編:平安貴族社会における男性・男系優位の強まり
育成したい力
知識:貴族の系譜意識や女性官僚の働き方、文化・宗教におけるジェンダー秩序について、現在の研究水準をふまえて知る。 見方・考え方:政治、文化面での男性優位の在り方が、歴史的に形成されてきたことを理解することで、そうしたジェンダー規範・秩序が普遍的でないこことを理解し、これからの社会を構想する力を鍛える。
中村翼
(日本ジェンダー史)古代編:古代日本の戸籍と「家族」の姿
育成したい力
知識:律令国家のジェンダー規範と、9世紀以前の家族の実態を理解する。見方・考え方:①家族や夫婦・親子の関係は時代・地域によって多様であり、現代日本人の常識では理解しがたい特徴・性格をもつ場合もまれではない。そのことをふまえ、固定的な家族観にとらわれずに、家族の在り方や課題を考える力を鍛える。 ②史料批判の基礎的な考え方を学ぶ。
中村翼
(日本ジェンダー史)古代編:王の条件とジェンダー秩序
育成したい力
知識:古代日本のリーダーの条件と性差の関係を理解する。 見方・考え方:政治・集団におけるリーダーが男性・女性いずれであるかは、時代・地域などの秩序意識や特質の反映であり、男性がリーダーであることが普遍的ではないことをふまえた上で、自身をとりまく状況について振り返ることができる。
中村翼
(日本史・ジェンダー史)「ポジティブ・アクション」が、なぜ必要とされているか?
育成したい力
公民との連携:現代の社会問題を理解するのに、歴史をひもとくことが有効であることを知る。現代への目線:「歴史」的事項が、現代の社会のあり方に直接関わっていることを意識する。
中村翼
(日本文化史)日本の高度成長とその後
育成したい力
近くて遠い、「戦後昭和」の様子について、理解を深め、現在との距離感を考える。「開発」と「保全」の視点から、戦後の日本の「経済大国化」を考察する。
中村翼
(日本文化史)「大衆化」する大正~昭和初期の社会
育成したい力
大正~昭和初期の動向は、「大衆化」として概念化されることが多く、新科目『歴史総合』のキイ概念でもあるのだが、なかなか捕らえにくい概念である。そのため、基礎的な事項を確認する。「大衆化」は画一化としてとらえられがちである。それをふまえて、分化の側面についても着目できるようにする。従来の日本史学習では重視されてこなかったが、『歴史総合』では焦点化される「移民」(人の移動)について、理解を深める。
中村翼
(日本文化史)江戸後期の文化と政治・社会
育成したい力
江戸時代後期の文化を政治・社会状況をリンクさせて考えられるようになる。日本をとりまく国際情勢をふまえて、江戸時代の文化状況を理解しようとする。
中村翼
(日本文化史)元禄文化と「天下泰平」の時代
育成したい力
国内の問題としてみられがちな日本史の諸問題[今回は、元禄文化(17 世紀後半~ 18世紀前半)]をアジア情勢をふまえて考える癖をつける。政治・社会・経済の動向と、文化の特徴をリンクさせて考える見方を身につける。
中村翼
(日本文化史)北山文化と東山文化
育成したい力
教科書の記述が、学術の進展により変化することを意識する。(たとえば、山川出版社の中学校歴史教科書(配付資料)は「北山文化」「東山文化」の呼称を用いていない。)学説の変化は、「関心・力点の変化」と、「新たな事実の発見」の双方によることがあることを理解し、授業で伝えるべき点を考える力を身につける。
中村翼
(日本文化史)顕密仏教と禅宗
育成したい力
グローバリズムとナショナリズム(/ローカリズム)のせめぎあいについて、前近代の文化史を素材に考える。
中村翼
(日本文化史)平安・鎌倉時代の仏教
育成したい力
〈文化のもつ政治性〉について、理解を深める。宗教と社会の関係性を考える視座を鍛える。
中村翼
(日本文化史)国風文化と「中国」文化
育成したい力
「日本史」と「世界史」を架橋する視野で、10-11 世紀の日本文化の特徴を理解する。特定の時代の文化を、複数の観点から評価する力を身につける。
中村翼
(日本文化史)天平文化と唐帝国
育成したい力
天平文化について、東アジア・ユーラシア東方情勢を念頭に置いて理解する。あわせて、日本文化史を国際情勢と関連させて理解しようとする態度を養う。
中村翼
江戸時代の日本は、どのくらい「鎖国」していたのか?
育成したい力
「世界史」をヨーロッパ中心ではなく、アジアにも目を向けて考える習慣をつける。(とくにこれから日本との関わりが深まるであろう東南アジアにも目を向ける。)複数の観点から歴史を評価する力と姿勢を身につける(ジグソー法)。
中村翼
なぜ、日本人は、戦争(アジア太平洋戦争)を支持したのか?
育成したい力
様々な立場・観点から、歴史の「問い」を探求する態度を身につける。当事者の状況を理解し、その上で歴史を評価する力を鍛える。
中村翼
「明治維新」は何を変えたか?
育成したい力
日本の「近代化」について、複数の観点から考察する。「政治参加」、「貧困・格差」といった「現代的な課題」を意識した歴史学習を心掛ける。 ※事前に受講生に関心を持っている「現代的諸課題」を出してもらったところ、「政治参加」「貧困・格差」「ジェンダー」が多かったのですが、ジェンダーは「日本史特講」のメインテーマであるため、前2者にとくに焦点をあてました。
中村翼
もし、モンゴル帝国が日本侵略に成功したなら・・・?
育成したい力
日本史と世界史を結びつけて理解しようとする態度を身につける。歴史を多角的な視点から考察し、評価する力を育む。
中村翼
(京都教育大学日本史特講:第10回)近世2:近世の結婚・離婚と女性労働
育成したい力
小中高等学校の教員にとって必要とされる日本史の基礎的な知識や、資料の扱い方を理解する。 「普通」とみなされるジェンダーのあり方が、時代や地域、階層(身分など)によって異なることを理解する。
中村翼
(京都教育大学日本史特講:第9回)近世1:近世の社会制度と「家」
育成したい力
小中高等学校の教員にとって必要とされる日本史の基礎的な知識や、資料の扱い方を理解する。 「普通」とみなされるジェンダーのあり方が、時代や地域、階層(身分など)によって異なることを理解する。
中村翼
日本ジェンダー史