日中戦争は、なぜ終わりの見えない戦争になったのか?

教材のねらい

広島市立舟入高等学校の佐伯佳祐先生からの提供です。

佐伯先生からのメッセージ

 公立高校(地域進学校)での実践になります。

 歴史総合大項目C「国際秩序の変化や大衆化と私たち」の単元のうち、日中戦争の授業案です。

 中単元の問いとして「現象としての「大衆化」は、どのように二度目の世界大戦の背景や要因、大戦の性質の要素になりましたか。また、今日に生きる私たちは、戦争を避けるために、大戦という失敗からどのような教訓を得るべきだと思いますか。」を設定しました。前時まで学習してきたナチスの台頭と類似した社会状況が日本にも起こりつつあったという国内的な視点、中国においてもナショナリズムと大衆化が進展しており戦争は泥沼化していったという二国間の視点、徐々にアメリカとの対立と国際的孤立を深めていったという国際的な視点をエキスパート資料に入れ、多角的な議論を起こすことを目指しました。

参考文献・資料

  • 加藤陽子『それでも、日本人は『戦争』を選んだ」(新潮文庫)
  • 使用教科書 山川出版社『現代の歴史総合 みる・読みとく・考える』
  • 使用資料集 東京法令出版『問いから始まる歴史総合』
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単元に含まれる教材

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