小規模校での挑戦 歴史総合(2年)後期中間考査

教材のねらい

北海道南茅部高等学校の田嶋公一先生からの提供です。

田嶋先生からのメッセージ

7月に仮の問題、仮の授業案を提示したその続編的なもので、今回は実際に生徒が受けた考査問題です。

事情あって、11月から授業を持つようになりました。
引き継いだところは、「第2部 国際秩序の変化や大衆化と私たち」の最初からです。

2年生は見学旅行もあり、定期考査まで授業は3回の実施でした。
後期中間考査の私が担当した問題の配点は20点分です。

第2部を俯瞰的に眺めるというテーマで、生徒たちが実際に話し合っているところを想定し、大学入学共通テストを意識した問題を作成しました。

本校は各学年が10人に満たない小規模校です。一応、函館市ですが、限りなく郡部校です。進路は就職が主です。しかし、数年ぶりに、1年生に国公立志望者が複数名いる、そのような学校です。

2年生は、例年の学年よりもできると言われている学年です。現3年生やこれまでの卒業生でも6割取れたらいいだろうという問題を作りました。すると、平均点は19点越え(20点満点)をしてしまいました。

現在、第二次世界大戦直前の世界と日本の授業をしています。次の考査は、もう少し難化した問題、より共通テストを意識した問題を作成したいと思います。

これは簡単でしょと思われるかもしれません。小規模・郡部・就職中心の学校ではこのような感じです。どうかご覧になってください。質問・意見をお待ちしています。

参考文献・資料

  • 山川出版社「わたしたちの歴史 日本から世界へ」
  • 浜島書店「新詳 歴史総合」
この先に含まれるコンテンツは会員限定のコンテンツです。

単元に含まれる教材

この先に含まれるコンテンツは会員限定のコンテンツです。

コメント

コメントはログイン中の会員のみ表示されます。