返信先: 第2部会、パドレットの質問を活かしませんか?
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中島先生への質問に対して(授業のこだわりと史料の関係)
学校教員として、授業は職務の柱だと思っています。教材研究と並行して、校務分掌や部活動業務などにも取り組みますので、どうしても「best」というよりも「better」な授業をしているなという反省はあります。
私は、基本、昨年度の教材の使い回しはしないよう心がけています。生徒が変わりますし、何に興味を持ち、何が得意で何が不得意かは変わってきます。どちらかというと、今の2年生は「書く」「調べる」「話し合う」「発表する」のうち、「発表する」ことを最も苦手としています。ですので、話し合って代表者もしくは全員が発表する比重を減らし、「話し合い、どう思ったのか書いて表現する」にとどめる場合もあります。
岡本先生の資料を見た時、史料3が授業に使える、と閃いたのです。未条約締結国フランスと日本、あるいは箱館(函館)に関連性はないのかなあと『函館市史』のアーカイブを調べていきました。箱館奉行所が、幕府への報告と許可を取るよりも先に、人道支援としてフランス軍艦の乗組員への救援を決断、その療養所の中心となったのは実行寺(じつぎょうじ)という記述を目にしたのです。実行寺に後日連絡し、お話を伺いたい旨を伝えると、快諾してもらい、訪問しました。
せっかくだからエキスパート学習にして、ジグソー的に発展すればいいなあと思い浮かべ、ではあと2つの資料を何にするかと考えた結果、「ペリーの箱館来航」と「和親条約締結後」に決めました。
史資料を扱うのは、これまで教科書と資料集が中心でしたので、今回の取り組みはかなりの挑戦でした。伏線として、「共テは進路多様校でも応用可能」という持論があったので、もう一階段上るつもりでやればできる(私はもちろん生徒の立場としても)という推論と確信はありました。
生徒には、「開国当時の日本」だけでなく、「箱館」の視点を持って学んでほしいという願いと狙いがありました。「歴史事項を自分ごととして考える」きっかけになればと実践した次第です。
◎学校教員としての腕の見せどころ
第7時 主に一斉授業、一部に思考課題を取り入れる
第8〜10時 函館関連の資料を読むことで、歴史が遠い世界ではなく自分ごとにして考えることができることを実感してもらう。資料に何について書いてあるのかを読む「調べる」、何が書いてあるかをまとめる「書く」、スライド作りのためにグループ内で協力して作業をする「話し合う」、できたスライドを他の班に少しでもわかりやすく工夫しながら伝える「発表する」。ここには4本柱を意識して配置しています。
第11時 岡本先生の資料の中から史料3を選び(私が)、条約締結がアメリカの視点ではなく、フランスの視点で考える。(多面的多角的)。
第12時 まとめ。簡単なレポートを「書く」、書いたものを「発表する」、アンケートで振り返ってもらう(新)
こうやって料理したわけです。こんな感じでしょうか。
逆に、中島先生は、どのように腕を振るっていますか?
