18_近代化の推進と独立の維持にあたって、日本はどの程度主体的にふるまっただろうか?
教材のねらい
滋賀県立彦根東高等学校の濵野優貴先生からの提供です。
濵野先生からのメッセージ
歴史総合【18】新体制の模索と江戸幕府の滅亡
MQ:近代化の推進と独立の維持にあたって、日本はどの程度主体的にふるまっただろうか?
【17】の続きの位置づけ。
生徒の感想:
・幕府と薩長の対立に対して、…植民地争いをしていたフランスとイギリスがこの2カ国(注:2勢力のこと?)を背後で支援していた事実に驚いた
・攘夷に対する考え方が藩によって異なっていたところが印象的でした。 他にも植民地支配は対立を起こさせて近代化の邪魔をするものだということが分かりました。
・まさか戊辰戦争に英仏が介入していたとは思わなかった
・自分ではあまり読み取れなかったことを周りの人の話を聞くことで新しいことがわかった
・日本の内部対立があったことは知っていたが、そのことが日本の植民地化につながってもおかしくなかったことを知った
山川二宮ICTライブラリ「ジグソー法 1-2-3 明治維新」、高大研の西岡実践「「戊辰戦争と新政府の発足」~賞賛すべき(されてきた)歴史(人物)とは、どんなもの(人)なのだろう?~」「「幕府の滅亡」~なぜ戦争が起きるのか?「大政奉還」と「王政復古の大号令」~」、大房実践「薩摩藩などが王政復古の大号令を必要とした理由は?」「江戸幕府滅亡の理由は?(3)」を参考にしました。
参考文献・資料
- 山川出版社『高校日本史』P.170
- 実教出版『精選日本史探究』P.146~147
- 田中彰『明治維新』P.60~61
- 藤田覚(2015)『日本近世史⑤ 幕末から維新へ』岩波新書、P.208
- 内山正熊『神戸事件 明治外交の出発点』中央公論社(1983年)
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