17_日本の開国にあたって、日本はどの程度、主体的にふるまったといえるだろうか?
教材のねらい
滋賀県立彦根東高等学校の濵野優貴先生からの提供です。
濵野先生からのメッセージ
歴史総合【17】黒船の来航と日本の対応
MQ:日本の開国にあたって、日本はどの程度、主体的にふるまったといえるだろうか?
開国を世界史的な視点で批判的に考察しようという実践です。
生徒アンケートでの記述:
・海外情勢と日本の平和的な開国との繋がりがよく分かって面白かった
・中学の時は開国のことについてペリーが来てそれに圧倒された。ということしか知らなかったけど、戦争を行わずに開国をできたのは日本の力が大きかったわけではなく、欧米の戦争状態に助けられたからだと知って、今まで知らなかった裏のことが知れてとても驚いた。
高大研の武井実践「清の開港と日本の開国によって、東アジアはどのように変容したのだろうか。」、西岡実践「日本史は、日本での出来事の知識さえあれば深い理解が得られるよね?」、山川二宮ICTライブラリ「ジグソー法 1-1-4 中国の開港と日本の開国」をもとに作成しました。
参考文献・資料
- 歴史学研究会編『民族と国家』1995年
- 小風秀雅編『大学の日本史 教養から考える歴史へ ④近代』、2016年、山川出版社、P.10
- 『ペリー提督日本遠征記』合衆国海軍省編 1856年
- 加藤祐三『幕末外交と開国』、講談社学術文庫、2004年
- 南塚信吾『「連動」する世界史 19世紀世界の中の日本』、岩波書店、2018年
- 山川出版社『歴史総合 近代から現代へ』
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