太平洋戦争で、大衆はその人生をどのように左右されていっただろうか?

教材のねらい

滋賀県立彦根東高等学校の濵野優貴先生からの提供です。

濵野先生からのメッセージ

 太平洋戦争の授業です。できるだけ、地元の滋賀県、彦根市を題材に取り上げ、子ども・若者が主人公となるよう工夫しました。通っていた中学校に、石碑がある等、生徒から教えてもらうことも多々ありました。
 学習後の記述を書く時間中に、Mr.Childrenの「花の匂い」という曲のMVを見ました。YouTubeの公式チャンネルにも掲載されています。戦争を経て、家族がどのように引き裂かれていくか?をアニメで描いたものです。

 以下、学期末のアンケートで「歴史総合の2学期の学習のうち、一番印象に残っている授業と、その理由を教えてください。」と質問した際、この授業を選んだ生徒の記述の一部です。

  • 【40】戦争とはだれの責任なのか。考えても考えてもわからず、よく考えさせられた。
  • 40 戦争の悲惨さをみんなと共有して、いろいろな考え方を交流することができたから。
  • (40)
    戦争について考える機会は今までにもたくさんあったが、当時の歴史的背景を学んだ後で戦争に左右された大衆の人生を考えると、当時の人々の様々な思いが印象に残るほど伝わってきたため。
  • プリント【40】
    →生きたいと望むことすら叶わなかった太平洋戦争中の大衆について学び、考えられたから。
    普段以上に今まで聞いてきたことや知っていたことと結び付けて考えられたから。
  • 【40】
    私たちと同じぐらいかもっと小さい子供が戦争に参加してけがを負ったり命を落としたりしていて戦争に対する怖さや怒りを感じたから。

参考文献・資料

  • 子どもと学ぶ歴史教科書の会 (編集)(2016)『増補 学び舎中学歴史教科書 ともに学ぶ人間の歴史』
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単元に含まれる教材

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