大衆は戦争に巻き込まれたのか、それとも巻き起こしたのか?
教材のねらい
滋賀県立彦根東高等学校の濵野優貴先生からの提供です。
濵野先生からのメッセージ
太平洋戦争の教材です。地元滋賀県の話を入れてみました。
以下、学期末のアンケートで「歴史総合の2学期の学習のうち、一番印象に残っている授業と、その理由を教えてください。」と質問した際、この授業を選んだ生徒の記述の一部です。
- プリント【39】
中学校までに学習してきたことなどから私は民衆は一方的に政府が外交の関係上勝手に始めた戦争に巻き込まれてそれに賛同せざるを得なかったと思っていたけど、この授業を終えてみるとむしろ民衆が政府に戦争を始める要因を作ったのではないかとも考えられる側面も見えてきて、改めて歴史は様々な角度から様々な見方が出来るのだなと印象に残ったから。 - プリント39
国民は戦争に巻き込まれたのか巻き起こしたのか考えるのが答えがなくて面白かったから。 - 大衆は戦争を巻き起こしたのか巻き込まれたのかという授業がより面白かったと思います。にわとりが先か卵が先かのような面白さがあったからです。すべての授業で深く考えさせられるが、一層深く考えさせられた気がしました。
参考文献・資料
- 子どもと学ぶ歴史教科書の会 (編集)(2016)『増補 学び舎中学歴史教科書 ともに学ぶ人間の歴史』
- 滋賀県民戦争体験談集シリーズ「記憶の湖(うみ)」第6巻「暮らしの中の戦争」
- 滋賀県平和祈念館の展示
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単元に含まれる教材
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