日本では、明治維新を通して、どのように国民統合が行われたか。

教材のねらい

埼玉県立与野高等学校の武井寛太先生からの提供です。

武井先生からのメッセージ

 明治維新を「国民国家の形成」という文脈で捉えることに割り切った教材です。廃藩置県・地租改正と身分制度の資料で自由な個人が誕生したことを取り上げるとともに、その一方で生きづらい立場となった困窮者や選挙制度から排除された人たちがいたことに気付かせました。また「“日本人”は古代から存在するのだ」という素朴概念を概念変化させるために、生徒の素朴な疑問のアンサーとなる資料を読み取らせる中で、言語統一を含む教育や天皇の神格化といった国民統合をねらう政策が行われていき、その過程で琉球の人々の文化が否定されていったことにも触れました。ワークシートは「変化」を可視化しやすいマトリクスを使用しました。本教材は、山川&ICTライブラリに掲載されている稲垣翼先生の教材からアイデアや資料を多分に拝借して作成しました。

*本教材は教材共有サイト(旧サイト)に2022年6月20日にアップロードされた教材と同じものです。

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